下条村の和型12寸角笠付二重額仕上げ墓石の完成。人気のインド産黒系御影石

こんにちは!笠付12寸角スリン台付き二重額仕上げの和型墓石と、笠付き墓誌を下伊那郡下條村に建立させて頂きました。

 

こちらの地域は昔から笠付の墓石が多く建てられており、お客様も自然な流れで笠付の和型墓石をご依頼して頂きました。

笠石は竿石(仏石)を風雨から守る目的で古来より受け継がれ、笠石が乗っている石碑は通常の石碑に比べ竿石(仏石)の材質や文字が劣化しにくく永い間仏さまを守ってきました。

 

今回はインド産の黒系御影石の石材を使用したことで高級感と重厚感があり、廻りにある石碑やご先祖墓と共に代々墓が見事に引き立ちました。

 

こちらは着工前の墓地です。

全長が10メートル以上ある墓地には先祖代々の夫婦墓がずらりと並ぶ立派なお墓ですが、お施主様の代からは、しっかり骨壺を収骨できる代々墓をご希望されました。

 

 

ご宗派は神式ということで、地元の神官様により地鎮祭が執り行われました。

これは工事の安全や施主様に災いが起こらないようにする為の重要な祭事です。

 

お施主様と一緒に建立予定地の確認を行い、設置場所の目印となる杭打ちをしています。

 

基礎工事の様子

右側にありました夫婦墓石を解体移動し、代々墓が建立する場所へ白く印をつけ掘削前の準備中です。

 

こちらは、床掘~砕石~転圧の工事ですが、信州の冬はとても寒いので弊社オリジナルの寒冷地基礎工法でしっかり地盤を改良していきます。

3㎡の型枠を設置後にD13の鉄筋を配筋し生コン打設を行った様子です。

 

墓石組立ての様子

 

丘カロート(地上式納骨堂)は中国産の青御影石で制作し土台を組み立てていきます。

コーナー部分には特殊な耐震用金具を設置しています。また カロート(納骨堂)内の湿気対策として、通気口を設け外部へ換気ができるようにします。

 

墓石の組立て中です。石材の間へは地震対策の「置くだけ耐震GEL」を設置しています。

更にこちらの墓石は高さがある為、竿石から上台の中心部へ30㎜のステンレス芯棒を通し、「置くだけ耐震GEL」と全優石が推奨する「復興支援ボンド」(耐震ボンド)「ステンレス芯棒」による倒壊防止対策を施しました。

墓石上部と笠の連結部分にはハメ込み加工を施し、復興支援ボンド(耐震ボンド)を十分塗布し設置しています。この復興支援ボンドは使用するたびに購入代金の一部が東日本大震災の寄付になります。

 

丘カロート(地上式納骨堂)と12寸角笠石スリン台付二重額仕上げの墓石、笠付墓誌の完成です。

墓石の笠付二重額仕上げというのは、額ぶちのように縁どられているデザインのことを言いますが、ぐっと高級感が増しますね。

 

お参りする香炉は大人気のステンレス供養箱を用いています。開閉式のガラス扉がついていますので雨風やローソクの消し忘れによる火事の心配もなく安心です。

 

丘カロート(地上式納骨室)の扉はステンレスの取手が付いた観音開き仕様です。

従来の重い石を移動して行う納骨とは異なり楽々納骨仕様となりました。

 

納骨室の様子ですが、手前は地中へ散骨もできる仕様になっています。

右側写真の矢印は納骨室内の湿気を予防する為の通気口です。

 

一家の印 家紋には純金の金箔貼りを施しています。

 

墓石手前にはお施主様のご希望により、ご高齢のお父様が休めるようにと御影石製のベンチも設置しました。お参りをした際にはここで一休みしながら、ご先祖様と向き合える場所となっています。

 

 

最終的にご先祖墓も特殊洗浄を行いとても綺麗になりました。

 

実はこちらのお客様、弊社工事部社員のご近所様であられ、彼を小さい頃から可愛がっていただいたというご縁から今回お墓のご相談を頂き墓石新規建立工事に携わることと相成りました。

彼にとっても腕の見せ所といったところでお施主様の希望に応える工事が出来たことを大変喜んでおりました。

 

弊社はどなた様の工事も全優石とのダブル保証制度でお守りし、お客様の想いをかたちにする事をモットーに日々邁進しております。

 

墓石建立や改修(リフォーム)どんな小さなことでもお手伝いさせて頂きますのでお困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください!